[試合後談話]2026.3.17
会場どよめく決着劇! 小山涼介vs平野岬

元日本ランカーの小山涼介(25=金子)とWBOアジアパシフィック・フェザー級8位の平野岬(29=三松スポーツ)が17日、後楽園ホールで開催された「ゴールデンチャイルドボクシング vol.144」のメインイベント、スーパーバンタム級8回戦で対戦した。
試合の流れを一変させたのは、迷いのない一撃だった。緊張感に満ちたメインイベントは、観客の記憶に強く刻まれる衝撃的な結末を迎えたーー。
平野がジャブから右ストレートで腰を沈めさせると、ワンツーでダウンを奪取。ダメージが残る小山に迫ると右ストレートで痛烈に倒して、レフェリーストップに持ち込んだ。ダメージが大きい小山は担架で運ばれた。
会心のKO勝ちを飾った平野は、「右ストレートが当たりそうだと感じていたが、うまくハマった。久しぶりの後楽園ホールでの試合(2022年2月の全日本新人王決定戦以来)で、このような形で終えられて嬉しい」と手応えを口にした。
昨年1月には日本スーパーバンタム級王者だった下町俊貴(29=グリーンツダ)に挑戦し、判定で敗れたものの最終ラウンドにダウンを奪うなど、存在感を示した。今回のパフォーマンスは、その経験を糧にした成長を感じさせるものだった。
さらに今年1月下旬から2月上旬にかけてフィリピンで強化合宿を敢行。元WBA・WBO世界スーパーバンタム級王者のマーロン・タパレス(33=比)、元WBC世界バンタム級暫定王者のレイマート・ガバリョ(29=比)といった実力者とのスパーリングで実戦感覚を磨いてきた。
同じ九州の岡本恭佑(HKスポーツ)に刺激をもらった
同じ九州で活動する岡本恭佑(22=HKスポーツ)の日本フェザー級王座獲得にも刺激を受けたと言い、「若い岡本君がチャンピオンになって、自分のモチベーションも上がっている」と語った。
現在はWBO-APランキング入りしている一方、日本ランキングからは外れているが、「ランキングは気にしていない。これからも強い選手と戦っていきたい」と前を見据えた。
三松スポーツの松尾友徳会長は「右ストレートは、いつか火を噴くと思っていたが、ここまで早く結果につながるとは思わなかった。前戦後すぐにオファーを受けたが、迷いはなかった。これからもどんどん挑戦していきたい」と今後への期待を語った。
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