[試合後談話]2026.3.25
バンタム級サバイバル! 印波優心vs頼政和法 再起と執念が火花

日本バンタム級13位の印波優心(23=レイスポーツ)が25日、後楽園ホールで開催された「OVER HEAT BOXERS NIGHT.116」のメインイベント、バンタム級8回戦で頼政和法(33=レパード玉熊)と拳を交えた。
昨年9月の日本ユース王座戦以来の再起戦に臨んだ印波と、キャリアを背負い下剋上を狙う頼政。バンタム級戦線の中で、それぞれの現在地と可能性を占う一戦となった。
初回、印波がジャブで組み立てると、右カウンターで頼政の腰を沈めさせて先手を奪うと、上下のコンビネーションで攻勢。守勢を強いられた頼政だが、懸命に打ち返し勝利への執念を見せた。それでも印波は攻撃の手を緩めず、ワンツー、左ボディを好打し、着実にポイントを重ねて、勝利のゴールテープを切った。
再起に成功した印波は「相手は立ち上がりが悪いので、強いパンチを打っていったが、対応されたので途中から切り替えて、緩急を意識した。今回のテーマは圧倒。KO勝ちかフルマークだったので、次につなげる結果を得ることができた。その中でもう一つ倒せたらよかった」と冷静に振り返った。
さらに「ランキングを上げていき、日本タイトルを狙う。バンタム級のランカーはアマチュア出身が多く、自分のようなプロ叩き上げは少ないはず。叩き上げが食っていったら面白い。ランキング13位だが、自分が一番下だと思っている。これから下剋上していく」と、バンタム級戦線での野望を口にした。
一方、最後まで粘り強く戦った頼政は「相手が上手くて攻めきれなかった。初回の右カウンターが効いた。後半は攻めたが連打につなげることができなかった」と試合を振り返り、「前回の試合が悪かったので、今回は倒してやろうと思った。最後まで気持ちは折れなかった」と胸中を明かした。
2015年1月のデビュー以来、苦しい戦績の中でも歩みを止めない頼政は「ボクシングをやってきた証が欲しい。なんとしても日本ランカーになりたい」と語り、再浮上への強い決意をにじませた。
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