[立ち話]2026.1.28
石井龍誠が1000万円トーナメントへ!「全部KOで勝つ」

日本スーパーフェザー級14位の石井龍誠(29=金子)は、迷いの先に最も険しい道を選んだ。再起の舞台に選んだのは、優勝賞金1000万円を懸けたトーナメント。安全策ではなく、真っ向勝負で自らを試す決断だった。
2月19日(木)、後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル」。石井は日本ランキング2位の木村蓮太朗(28=駿河男児)と予選1回戦で拳を交える。再起戦としては、あまりにも骨のある相手だ。
石井にとって、昨年4月の敗戦はキャリアの分岐点だった。渡邊海(23=ライオンズ)とのWBOアジアパシフィック同級王座決定戦。勝てば大きく道が開ける一戦で、7回TKO負けを喫した。試合後は進退を含め、自問自答の日々が続いたという。
「正直、いろいろ考えました。でも『来年まではガムシャラに頑張ろう』って。そこで中途半端なことはしたくなかった」。そう語る石井が復活の道として選んだのが、この1000万円トーナメントだった。
「強い選手と戦える可能性が高くて、優勝すれば3本のベルトを狙える。話を聞いた瞬間に『出よう』と決めました」。組み合わせ発表前から、石井は具体的な名前を挙げていた。「チャンピオンが出ないのは少しガッカリでしたけど、その分、強いメンバーが集まってきた。木村選手とは、いずれやると思っていた選手。ランキングに入る前から見てきた相手ですし、1回戦から強い相手がいい」。
その言葉通り、初戦の相手は木村に決まった。技巧派で評価の高い木村との対戦に、石井は一切引かない。「強い選手とできるので本当に楽しみ。きれいなボクシングをする選手ですけど、自分がKOで勝って次に進む」。言葉の端々から、覚悟と自信をにじませた。
優勝賞金1000万円の使い道を聞くと、表情は一転して柔らいだ。「海外旅行に行きたいですね。できればスパーリング合宿も兼ねて、海外の空気を吸いたい」。だが、その前に見据えているのは、あくまでリングの上だ。
現在は手数とスタミナの強化をテーマに調整を重ねている。「大会を通じて全試合KOを狙う。KO賞もしっかり獲って、全部の試合でアピールしたい」。言い切るその姿に、敗戦を経て一段階ギアが上がった印象を受けた。
渡邊戦の悔しさを胸に、再び前を向いた石井龍誠。1000万円トーナメントは、単なる再起戦ではない。彼自身が自分に突きつけた、再出発への試金石だ。ここからどんな姿を見せるのか。その答えは、リングの上で示される。
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