[試合後談話]2026.3.12
漣バルが逆境の王座戦で見せた22歳の覚悟

OPBF東洋太平洋女子ライトフライ級王座決定戦が12日、後楽園ホールで開催された「TREASURE BOXING PROMOTION 11」のセミファイナルで行われ、同級2位の漣バル(さざなみ・ばる/22=ワールドスポーツ)と同級10位のカレアン・リバス(37=比)が空位のベルトを懸けて拳を交えた。
22歳の新鋭と、キャリア豊富な37歳のベテラン。世代もスタイルも異なる両者が、アジア王座を巡って激突した。
序盤はリバスが変則的な左アッパーや右オーバーハンドで主導権を握り、公開採点でもリード。漣は被弾を抑えながらボディ攻撃を重ねて流れを探った。5回、漣は前に出て左ボディを痛打すると連打で攻め立て、レフェリーストップを呼び込んだ。漣がOPBF東洋太平洋2階級制覇を達成した。
逆転勝利を収めた漣だが、「結果は一安心だが、課題ばかりで納得いく試合内容じゃなかった」と表情は厳しかった。
「ポイントを取られている自覚があったので、取り返す気持ちで前に出た。できることをもっと証明したかった。勝った瞬間も『違う』と感じた」と、涙を流しながら振り返った。
最後に「先はもっと長い。タイトルに関係なく経験を積み、納得いく試合ができるよう成長したい」とさらなる飛躍を誓った。
一方、リバスは「止められる瞬間まで勝っている自信があった。レフェリーが止めるのは、早いと感じた」と悔しさを滲ませた。それでも「このチャンスに感謝している。次は必ず勝てる準備をする。また日本でリベンジしたい」と前を向いた。
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