[試合後会見]2026.3.24
坂井優太が掴んだ手応えと修正点

日本バンタム級5位の坂井優太(20=大橋)が24日、後楽園ホールで開催された「Lemino BOXING フェニックスバトル152」のセミファイナルに出場、54.0s契約8回戦でフィリピン同級11位のウェスレイ・カガ(25=比)と拳を交えた。
タイトル挑戦に期待が高まる坂井のパフォーマンスに注目が集まった。
サウスポーの坂井がジャブを軸に組み立て、ワンツーや左カウンター、ボディで主導権を握る展開。カガの変則的な右フックに手を焼く場面もあったが、距離を保ちながら冷静に対応し、終盤は右フックから左ボディアッパー、ワンツーで攻勢を印象づけた。連続KOは止まったものの、安定した内容で勝利した。
デビューからの連勝記録を伸ばした坂井は「今後につながる経験になった」と振り返りつつ、「もっと上手くできた。バランスを崩す場面もあったので、修正が必要」と課題を口にした。
「今後につながる経験になった」
さらに「ボディで倒したかったが、相手のパンチの質もあり、深追いできなかった。ジャブでポイントに徹することもできたが、倒したい気持ちが先行した」と、試合運びを分析。「前半をもっと冷静に進めていれば、後半に仕留められたと思う」と自己評価を下した。
試合中の修正力については「パンチをもらわないように、死ぬ気で切り替えた」と語り、「結果で会長に恩返ししたかったが、精神的に難しい試合だった」とメンタル面の難しさにも言及。
その上で「尚弥さんだったら倒していた。世界にはもっと強い選手がいる。同じようなタイプでも上がいる」と視線を上に向け、さらなる成長を誓った。
一方のカガは「坂井はボクシングIQが高く、スピードもあった」と評価し、「倒せると思って熱くなりすぎた」と振り返った。「できれば再戦したい」と意欲を見せた。
内容と課題の両面が浮き彫りとなった一戦。坂井にとっては、次のステージへ進むための重要な実戦となった。
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